nemo to memo

描く、ときどき想う。

水と油

つねに迷っている。水彩か油彩か、どちらが上か下か、その一手が必要か否か、、、

迷っていることをみせる必要はないと考えたし、岩絵の具なら洗い流すことも、アクリル絵の具なら一塗りでなかったかのようにできる。しかし、油絵の具はすべてが積み重なり形となって現れる。迷ったことが必ずしも無駄ではなかったと、思わせてくれる。もしかすると、水も油も使えるこの新しい油絵の具は、迷える私にぴったりなのかもしれない。