月日は流れて、苦手意識も変わりつつある。 “AQUA OIL PAINTING” なる画材が現れたのだ。水でも油でも描ける油絵具、匂いのしない溶剤。魔法みたいな話。 最近のスカスカな感触に一石投じてくれることを期待し、今一度のチャレンジである。
器が気になる。ただそこに在るだけの。 カナシミであふれそうになっている、 不安でカラッカラッになっている、 ヨロコビではじけそうになった、 動じないようで内心びくびくな、 うつろう景色は、すべてその中にある。
自然のドローイングとしか思えない。作為の無意味さを知る。
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